SPLYZA Teamsでは全員が分析の編集に参加する活動を推奨しています。自ら考える習慣を身に付けチームのコンセプトを理解する選手へ導き、選手間の主体的なコミュニケーションを誘発させるチームへと成長させましょう。
チームで登録するタイムタグを決めます。だれが、どこで、何した、どうなったが基本です。プレーの種類はなんでも入れると多くなりすぎるので、最初は必ず見たいプレー、計測したいプレーに絞りましょう。同じスポーツでもチームによって変わります。
分析の目的は課題発見です。だから、同じスポーツでもチームによってタグ(分析する項目)は変わります。自分達が気にかけているポイント、計測したいプレー、必ず見たいプレーなどに絞って項目を洗い出しましょう。その後で、評価(OK/NGなど)、エリア、誰などのタグ付けのルールを検討します。特に評価については、どういうプレーがOK/NGなのかを定義しましょう。
全員で試合の動画にタグ付けを行いましょう。試合時間(動画の長さ)を人数で割った時間を一人の担当時間としてタグ付けを行います。1人あたり1〜3分を分担するので、初めてでも15分程度で1試合の分析作業が完了します。
試合時間30分の動画・タグ付け参加人数を15人とすると、1人あたりの担当時間は2分(30分/15人=2分)です。
例:0:00-1:59(担当:A君)2:00-3:59(担当:B君)4:00-…
タグをつけた場所は、DVDのチャプター再生開始箇所と同じ機能を持っています。プレーが起きた瞬間にタグをつけるよりも、少し手前の時間にタグをつけた方が再生の時に見やすくなります。タグ付けしたいプレーが起きた時点で一時停止を押した後、5秒前ボタンを押して、タグ付けを行いましょう。