11月11日はサッカーの日!
ということで、サッカーに携わってきたスタッフが多く在籍するSPLYZAよりサッカークイズの出題です。クイズと言っても一つの正解を導くものではなく、「シュートまでいけたポイントはどこだったか?」を振り返り、考察する問題です。視点は人さまざまなので、多様な見方・回答が存在すると思います。
本記事の後半では、SPLYZAスタッフの回答(考察)もいくつか紹介します。まずは、該当のシュートシーンをご覧ください(約30秒のシーンが2度再生されます)。
青色ユニフォームのチームがスローインからシュートまで持ち込むシーンでした。このシーンをみて、「シュートまでいけたポイント」はどこだと思いましたか?複数あるかもしれませんが、ぜひ回答を考えて、言葉にしてみてください!
ではここからは、SPLYZAスタッフの回答を参考に紹介していきます。
村山さん:
ポイントの1つ目は、上図の青マーク①の選手がワンタッチで落せたことです。ペナルティエリア付近でツータッチ、スリータッチしているとディフェンスからのプレッシャーがかかるので、ワンタッチで落せたことがまず良かったです。
そして、青マーク②の選手は前向きにサポートができたことで、シュートもパスも何でもできる状況が作れました。もし目の前のディフェンスが食い付いてきたらキックフェイントでかわす選択肢も取れたと思います。「シュートまでいけた」という観点であれば、以上の2つがポイントだったと考えます。
佐藤さん:
相手ディフェンダーがヘディングでクリアしてルーズボールになった時点で、黄色マークの味方選手がポゼッションすると予測し、ピンクマークの選手がいち早く動き出しを始めていたことがポイントだと思います。この動き出しが早かったため、相手ディフェンスの準備が間に合わずその後の対応が全て後手後手になり、結果的にマークのずれが生まれてシュートシーンに繋がったと考えます。
最後に、このクイズの出題者が考える回答例を2つご紹介します。
槙島さん:
上図の赤マークの選手がフリーランで前に抜け出したことでディフェンスのマークがずれて、結果的にクロスのクリアボールをフリーで回収することができました。なので、「相手のマークをずらしたランニング」が1つ目のポイントだと思います。
(2つ目の回答例に続く)
槙島さん:
もう一つのポイントは「2列目からの飛び出し」です。ディフェンスはこの対応で自陣方向へのランニングを強いられており、メンタル的にも辛いと考えられます。オフェンス側は、相手ディフェンスが嫌がる攻撃を仕掛けられている点が、シュートに繋がった要素の一つだと思います。