SPLYZA Teamsにおける「クイズ機能」が誕生した経緯と、SPLYZAの"想い"を綴ります。
2021年当初、リモートで複数人での編集作業が可能であるSPLYZA
Teamsは、世間がコロナ禍という混乱にあった中でも多くのチームや団体において積極的に利用されており、ユーザーのみなさまからは「もっとこういう機能があったら…」といった様々なフィードバックを頂いておりました。
中でも多かったのが「アプリ内で相互コミュニケーションを完結させたい」という要望で、例えば先生が「この失点シーンの原因を描き込んでほしい」と課題を出した際、選手側が好き放題に描き込んだり、また解答のフォーマットもバラバラだったりと苦戦しているという声を頂いたり。他にも、生徒の描き込みの意図をわざわざ直接呼び出して話を聞いたりする必要が出てきたり等、不要なコミュニケーションコストが発生しているという課題がありました。
こうして、当初は「コミュニケーション機能」という形で、機能開発がスタートすることになります。
世の中の「スポーツの映像分析アプリ」において、類似した機能を持つプロダクトが存在しないため、デザインや画面設計も手探りの状態が続きますが、ユーザーのみなさまからのフィードバックも受けつつ、根気強く開発作業を続けます。
当初は「1つのコメントの特定の時間に対して返信ができる」という仕様でしたが、1度目のモックを作って(実際にユーザーにデモ画面を操作してもらいつつ)ヒアリングを行った際、同じ時間に返信できるだけではなく、1つの局面に対して生徒側が判断し、時間を変えて返信できるようにしてほしいというリクエストがありました。
更には「生徒たちがより発言しやすくなるように、匿名性を持たせる機能もあるとより良いのでは?」という要望も受け、返信内容を公開 /
非公開にできるような機能の実装も行います。こうして2022年の8月に初期バージョンをリリース。機能面での新規性 / 進歩性が特許庁にも認められ、特許を取得することができました。
「コミュニケーション機能」は新たに「クイズ機能」として、ユーザーの皆さんに活用して頂こうと考えています。アプリ内の機能を使った"戦術クイズ"を通して理解度を促進させることができるのはSPLYZA
Teamsだけが持つ強みです。また、ゆくゆくは「採点機能」の実装も含め、アプリの中で成果を具体的なものとして数値化できるようなアップデートも予定しています。
生徒のモチベーションを維持・向上しながら、「戦術クイズができる、世界初の動画分析アプリ」として、SPLYZA
Teamsは今後も、選手の「考える力を育む」を実現し続けます。